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SATs ウィーク

イギリス全土の6年生(Year 6)が今週全国模試SATsを受けています。 人生初の「試験」 。 *この9月からグラマースクールなどに行く子は去年入学テストを受けていたりしますが。   他の学校はどうか知りませんが、息子の学校は月曜から木曜まで毎日試験です。 とは言え、60分とか45分のテストなので、午前中試験を受けて午後は通常授業。 月~木の朝から晩までずーっと机に張り付いてテストを受けるわけではありません。 それでも、普段全く試験のないイギリスでは、このSATsの時期になると「まだ小さい子供に試験を受けさせるなんて可哀そう」「 虐待だ 」とかなりのクレームが出るそうです。 日本は毎日毎週何らかのテストがあり、入試なんか1年も2年もかけて勉強するし、幼稚園からお受験する子もいたりするので、「試験」なんかほんの日常。 たった60分ほどのテストが1日1こあるくらい、もう何とも思いません。 でもこちらでは非日常な事なので、SATsがあるこの時期は子供だけでなく親もピリピリしていて、「今週は長い1週間になりそうだわ・・」とか「子供が可哀そうで涙が出てくる」とSNSなどでつぶやくお母さんたちが続出します。 そしてSNS上ではお母さんたちがみんなで励まし合い、毎年このポエムが流れて来ます。 要約すると、 SATsはスポーツでもアートでもないし、こんなものであなたの価値なんて決まらないわ。 ただ鉛筆を持ってテーブルに座って問題を解けばいいの。 それだけのことよ。 あなたはいつでも1番なのよ。 みたいな。 試験慣れしている日本人の私からしたら「それほどの事か??」と思うのですが、こちらの人にとってはそれほどの事のようです。 ただ、このSATsは子供たちの成績には一切関係ありません。 9月から行く中学校だってもうとっくにみんな決まってしまっているし、SATsの結果が良くても悪くても子どもたちには何の影響もないんです。 基本的には学校がちゃんと学習指導できているかを見るためのものらしいので、学校としては学校の評価や評判を上げたいので、そのために子供たちに少し前から何度か模擬テストを受けさせ、1点でも多く点を取らせようとします。 私は、どちらかというと、そっちの方が子供たちが可愛そうな気がしますが・・ でも、もしこれが、日本のように子供たちの成績や将来の進学に影響がある試験だったら、結

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